ミカン「シャミ子ーお腹が空いたわ」
シャミ子「すぐ出来るのでお皿出して貰ってもいいですか?」
桃「シャミ子、お風呂入りたい」
シャミ子「すみません、今お皿洗ってるので…」
ミカン「シャミ子、お風呂ってもう入れるかしら?」
シャミ子「今沸かしてる所です!体洗ってるうちに焚けると思います」
桃「シャミ子、明日着る服が…」
シャミ子「まだ乾ききってないので干しっぱなしです!取っちゃダメですよ」
ミカン「シャミ子、私のシャツ知らない?」
シャミ子「そこに畳んで置いてます、持っていって大丈夫ですよ」
桃「シャミ子、お出掛けしよう」
シャミ子「布団と洗濯物干すのが先です!」
ミカン「シャミ子!デートに行きましょう!」
シャミ子「はい!お洒落していきますね!」
桃「シャミ子…」
シャミ子「えっと、今お掃除してるので終わってからでも良いですか?」
ミカン「シャミ子ー!」
シャミ子「はい!何ですかミカンさん!」
桃「最近シャミ子が冷たい」
ミカン「え?そうかしら…特に気にならなかったけど」
桃「絶対おかしい、前はもっと私にベッタリだったのに…」
ミカン「そ、そう…」
桃「なんでミカンばっかり…」
桃「ミカン、何か隠してない?」
ミカン「そんなことあるわけないでしょ」
桃「そうだよね…ゴメン…」
桃(シャミ子…)
ミカン「気になる事があるならシャミ子に直接聞いてみれば良いじゃない」
桃「…そうだね、明日聞いてみる」
~翌日~
桃「シャミ子、今日一緒に…」
シャミ子「あっミカンさん!今日お暇だったら一緒に買い物に行ってくれませんか?」
桃「ぁ…」
ミカン「あらシャミ子。良いわよ、どこに行くの?」
シャミ子「マルマで買いたいものがあるんです!」
桃「…シャミ子、私も一緒に行っても良いかな?」
シャミ子「桃…!あっでも今日は…」
ミカン「?」
桃「ううん、やっぱり良いや。今日はトレーニングルームを借りてたんだった」
桃「ゴメン、今日のご飯も楽しみにしてるね」
シャミ子「は、はい!」
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~ショッピングセンター~
ミカン「なるほど、そういう事だったのね」
シャミ子「はい、桃はすぐ食器とか調理道具ダメにしちゃうので…」
ミカン「この前壊したフライパンと一緒に予備も色々買いに来たと」
シャミ子「お皿ならまだしも調理器具の予備を桃と買いに行くのもどうかと…」
ミカン「そうね あの子結構気にしぃだから、隠しておいた方が良いかも知れないわね」
シャミ子「運ぶの手伝って貰ってありがとうございます」
ミカン「い、いつも美味しいご飯食べさせてもらってるしね///」
ミカン「魔法少女にはこんなの合ってないような物だわ」
ミカン「!あれ…!」
シャミ子「?」
ミカン「スター魔ックスの新作よ!ミカンヨーグルト発酵フラペチーノ…」
シャミ子「じゃあ今日のお礼に私買って来ますね!」
ミカン「え!?悪いわよ…ていうかシャミ子そんなお金持ってるの?」
シャミ子「ば、バイト代がまだ残ってるから大丈夫です!」
シャミ子「部下を労るのもあくまの務め、大人しく受け取るが良い!」
シャミ子「待っててください!」
~ばんだ荘~
桃(2人とも遅いな)
桃(フライパン割っちゃったの怒ってるのかな)
桃(でももっと前から…やっぱりミカンが言った通り気のせいなのかも…)
シャミカン「ただいまー」
桃「っ、お帰り……」
桃「なんでシャミ子がミカンにジュースを飲ませてあげてるのかな」
シャミ子「も、桃!?もっと遅いかと…」
ミカン「これは両手が塞がってるから仕方なく…///」
ミカン(じゃないしまった!どうしよ…)
桃「2人は私が居ないと思って仲良くしてたの…?」
シャミ子「桃…?」
ミカン(…?見えてない?)
桃「…なんでもない」
桃「ちょっと出掛けてくるね」ガチャ
シャミ子「桃…」
ミカン(なんか面倒な事になってきたかも…)
シャミ子「…ミカン、桃が何だか変です」
シャミ子「私 追いかけて様子を見てきます!」
ミカン「んーそうね、そうしてあげた方が良さそうね」
ミカン「じゃあ片付けは私がやっておくから、遅くなりそうなら帰りに何かご飯買ってきて頂戴」
シャミ子「わかりました!ありがとうございます!」
シャミ子「行ってきます!」
~多魔川~
シャミ子「も…も、桃……」
桃「シャミ子…」
シャミ子「…桃…は、走るの…早い…」
桃「…なんで来たの」
シャミ子「な、なんでって……桃が…」
シャミ子「…桃が泣きそうに見えたんです」
桃「…っ」
桃「そんなわけないよ、シャミ子のおバカ」
シャミ子「でも…」
桃「でもも何も無いよ、それだけ?」
シャミ子「…」
シャミ子「桃は嘘つきです」
シャミ子「私はおバカかも知れないですけど、眷属の…桃の様子がおかしい時くらい 私にもわかります」
桃「…」
シャミ子「でも、やっぱりまぞくとしては私も修行中なので…」
シャミ子「桃のこと、もっと知りたいです、教えて欲しいです。桃の言葉で」
シャミ子「…桃のこと 大好きだから」
桃「っ…///」
桃「わ、私は別におかしくなんかない!おかしくなんかないけど…」
桃「もう一回言って欲しい」
シャミ子「ぅえ!?///」
桃「私のこと なんて言ったのかな?」
シャミ子「なっ」
桃「もう一度聞かせて」
シャミ子「き、きさま聞こえているな!///」
桃「お願い」
シャミ子「ぅ、うぅ…///」
シャミ子「…」
シャミ子「私は…吉田優子は、千代田桃の事が…大好きです」
桃「ありがとう」
桃「私もシャミ子のこと、大好きだよ」
2人は幸せなキスをして終了
えんだあああああああああああああああああああ