歴代のクソゲーオブザイヤー(KOTY)作品で打線組んだ

1右　仮面ライダーサモンライド(2014)
ソフト+付帯機器で9000円超え、さらに別売りのフィギュアまで全て揃えると2万円超えという超極悪課金制
しかもフィギュアの数＝残機なので初期状態では残機が3つだけというムリゲー(敵の攻撃は死ぬほど苛烈)
キャラゲーとして見ても原作では味方のはずのライダーが量産型の雑魚敵として配置されるなどもう滅茶苦茶
さらに検証すればするほどクソ要素が発掘された汚物の大油田(空中歩行バグ、永続無敵バグ、前作からコピペした大量の未使用データetc.)
クソゲーとして想定しうるすべての要素を併せ持つスーパーヒーロー

2投　メジャーWiiパーフェクトクローザー(2008)
四八と双璧を成すクソゲー界の生ける伝説
顔面反転バグや審判反転バグなどのインパクトある画像はあまりにも有名
バグ以外でも3バント失敗でアウトにならなかったり走塁がフルオートなので走者が延々と盗塁死したり野球の体をなしていない
シナリオモードでは原作を尊重してか9回終了時に勝っていても延長戦に突入
そこで打たれて負けても原作通り優勝する(通称:逆転サヨナラ負け優勝)
最悪の場合、バグった際にWii本体の回路を焼き切って完全破壊することが判明
発生するとソフトの取り出しもできなくなりそのまま石棺処理される

3二　ファイナルソード(2020)
インディーズによるクソゲー新時代を象徴する令和の怪物
配信開始からわずか4日でBGMの盗用問題から配信停止となった超話題作(現在はDEとしてBGM問題をクリアし復活)
アセットそのままの素材を生かしたグラフィックやクソダサフォントなどひと目でわかるクソゲー
それでいて致命的なバグは無く、ゲームとしては最低限成立していてボリュームも一般的なRPGくらいにはある
中身の無い虚無ゲーやロクに起動すらできないバグゲーと比較すると中途半端に遊べてしまうのが逆に悪質

4中　四八（仮）(2007)
クソゲーという概念を作り上げた祖　原点にして頂点にして特異点
ADVという普通ならどう作ってもクソゲーにはならないジャンルに産み落とされた世紀の傑物
シナリオ、システム、バグ、メーカー対応とあらゆる要素を網羅した全能のクソゲー
たけしの挑戦状(1986)、デスクリムゾン(1996)と並んで10年に1度のクソゲーと評された
なおこれ以降は毎年のように四八と同等以上のクソゲーが排出されるようになった模様

5三　太平洋の嵐　戦艦大和、暁に出撃す！(2012)
「最強」の名をほしいままにするシステムソフトアルファの最低傑作　ジャンルは戦略SLG
極悪すぎる操作性、粗雑すぎるグラフィックとBGM、劣悪すぎるAI、そしてどこまでが仕様でどこからがバグなのかも分からない不可解な挙動
(例：自軍の潜水艦が60隻ほど突如消失する、硫黄島に一度も上陸していないのに勝利する、敵部隊がワープしてくるetc.)
もっとも凶悪なのはそのゲーム性で、輸送する資源の量や戦闘機に乗せるパイロットなどをすべて手動で設定する必要がある　しかも輸送船には1種類の資源しか積めない
終盤になると100隻以上の輸送船を編成する必要があり、当然その全ての資源を手動で設定することになる
そのため歴戦のクソゲー狂をして「舌を嚙み切りたくなる」「拷問と感じたらスキップできるだけアイ惨(クソ工ロゲ界のレジェンド)のほうがマシ」とまで言わしめた

6左　アジト×タツノコレジェンズ(2015)
秘密基地にヒーローや怪人を配置して敵を迎撃する人気シリーズとヤッターマンでおなじみのタツノコプロがコラボした結果、未曽有の大惨事となった
最大の問題はバグ　なんとセーブデータを読み込むと100％の確率でタツノコユニットが消失する(通称：賽の河原バグ)
ドラクエで例えると装備やアイテムをすべて失いレベル1に戻るようなもの　通常プレイの範囲であれば当然詰み
そのためクリアするには一度も電源を切ることなく最初から最後まで完走するRTA方式しかない　ただしフリーズバグも完備しているので発生＝詰み
キャラゲーとして見ても声優を専門学校生で済ませるなど最低未満　ゲーム部分もほとんどが待ち時間という虚無
あまりにもクソゲーすぎたためかダウンロード版は発売後わずか1日で配信停止された

7一　戦国姫　戦乱に舞う乙女たち（2009）
クソゲーマーをして「修羅の国」と恐れられる工ロゲ界からの刺客　ジャンルは戦国SLG
もともとの工ロゲ版もバグまみれのクソ工ロゲ（クソ工ロいゲームではない）として知られていたが、CS機向けに工ロを抜いて代わりにバグを大量追加
キャラの立ち絵やグラフィックが狂ったり、敵兵が突如として自領の真ん中にワープしてきたりするのはまだマシな方
滅亡した大名がなぜか蘇生し元の城でお家再興することがあり、そうなると城に入った人物が二度と外に出てこられなくなる（通称：ブラックホール城）
主人公やシナリオ上の重要人物がこれに巻き込まれた場合は完全に進行不能、詰み状態になる
単純にゲームとしてもシステムやバランスが壊滅的で、シナリオも劣悪　メーカーは太平洋の嵐と同じシステムソフトアルファ

8捕　RPGツクールMV　trinity（2018）
PC版で好評を博したRPGツクールのシリーズ作をCS機に移植した結果、アジノコが再来してしまった
とにかくバグが多すぎる　あまりにも多い　そしてすべてが致命的すぎる　作ったゲームがバグで無に帰す　賽の河原ふたたび
一応メーカーは根気よくアプデを続けており、発売から2年をかけてようやくギリギリ遊べる程度まで良化した
しかしそもそもの操作性も非常に悪く、画面を切り替えるたびに5～10秒のロードを要する　最悪無限ロードになることも　バグが直ってもクソゲー
ちなみにtrinity（三位一体）はSwitch版、PS4版、XboxOne版の3つの意だったが、このバグの嵐のためにXbox版は発売中止となり無事タイトルにもオチがついた

9遊　人生ゲームハッピーファミリーご当地ネタ増量仕上げ（2011）
目立ったバグはなく、おそらくメーカーの意図通りに完成している　なのにクソゲーという正統派ストロングスタイル
元は家族や友達で楽しめる往年のパーティゲームなのだが、あまりにも中身がなさすぎる　そしてそのわずかな中身もすべてがクソ
止まったマスで起こるイベントを例にすると、「財布を家に忘れて4000万円失う」「ハンバーグを焦がして6000万円失う」など
ルーレットの出目も偏っており、3が出る確率が20％近くなのに対して7が出る確率は6％程度　大きい数字ほど出にくくなっている
さらに恐ろしいのはこのゲーム、ほとんど同じ中身で2009年と2010年にも発売している　2008年のWiiEX版も含めると4年連続
そして翌2012年にはスマホ版も配信開始したがあまりにクソすぎたためかわずか4日で配信停止となった