ワイ「あ、ああ~~~~~!!」頭グルグル~
チノ「んじゃ、今日だべがりえとてよ。おんだばれりよ~」
ワイ「うう・・・あ、ありがとうございました・・・」
数週間前、ラビットハウスは念願の都市部出店を果たしたのだが、
「店員の女の子が方言を使えばますます可愛くなって人気が出るのでは?」
という声があり、結果、チノちゃんは方言でしゃべるようになった。
でも、チノちゃんはなんだか地球上に存在しない方言を話しているようで話が通じず、
やがて接客やワイとのやりとりが無愛想になり、お客さんもワイも頭イタイイタイなのだった。
草
何処の方言やこれ
新しく作ったわけじゃなければ新言語ではないのでは?
いや、この言語があるのかどうかも知らんけど
ワイ「とほほ・・・チノちゃんは可愛いのに訳のわからない方言使うんだから・・・あーあ、どうにかして普通に喋ってくれないかな~、ん?」
深夜なのにチノちゃんの部屋から明かりが漏れている。
チノ「だんばらべ……だんばらべ……」
ワイ(ち、チノちゃんが、自分の部屋で方言の練習をしている!?)
チノ「ばぁ・・・ちとればいてぬかね…がれぼちべつがれもっとよすんでろぼんと・・・」
ワイ「チ、チノちゃーん!」バターンッ!
チノ「べんてっ!?」
ちゃんと言ってる定期
じゃがればいよ・・・
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ワイ「チ、チノちゃーん! ごめんよーッ! チノちゃんは毎日方言の練習してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ! ハフッ!ハフッ! チノちゃんの湯どべちてけらしょった!」
チノ「で、でんばれはりへいぶがちぢどやんね!」
ワイ「は、はでらばてチノちゃん……!」
チノ「ど、どはべ、いんべつがれどではんべゆれんはと……。はばべんはおぎつとてねは…んばれ、ゆれべちちげんどちれべひちてな」
ワイ「べ、べっねはちとんぼによ!チノちゃんの気持ちだけでワイは十分嬉しいんだよ!あ、そ、そうだ!チノがんぢばんゆんへ!」
チノ「じ、じはりべゆんと?」
ワイ「そう!それじゃあ今から方言話すね!チノべんひとてはにゆかんげれべごじね!ちゃんと受け止めてね!」
チノ「だ、だぼや?」
アレって一応喋りやすいように変化した結果みたいなもんやろ
じゃがればいよ・・・
地球人向けの方言やないからな
ワイ「ウオーッ!あたとちゃんと会話すっどー!(薩摩弁)」
チノ「べだっ!」
ワイ「すっごい訛ったぁーッ!」
チノ「ざべとへや・・・ど、きうこて……?」
ワイ「それはね…チノちゃんの気持ちが、ワイに伝わったからだよ!チノちゃんのべぎをがぼぬりばてさがね!」
チノ「がばんちはおさり…」
ワイ「そう!だから、方言なんて、最低限伝わればいいんだよ!文法とか発音とか滅茶苦茶でも、好きな人に自分の気持ち伝わるのが一番気持ちいいんだよ!」
チノ「ぎ、はてびし…はわわ…か、かぢ……ごちねたって、はわべろしぎってだじげねばよ?」
ワイ「べちげる!」
その後、ワイは一晩中チノちゃんと方言で会話を続けて次の日には脳の言語を司る機能が崩壊して起き上がれないほど頭痛がした。
でもまぁ、その日以来、チノちゃんが耳元で「んれはと」とつぶやいてくれるようになったので、結果オーライ!終わり
引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1578394954/