マキマさん「ワイさん、公安で一緒に働きましょう」 ワイ「マ、マキわらぁ…」

ワイ「で、でもワイ……何の特技もないｿﾞ……」

マキマさん「大丈夫です。悪魔と契約してもらいます」ﾄﾞﾝｯ

マキマさん「公安はあなたのような人材を求めています。住居も早川くんのところで大丈夫でしょう。」

ワイ「う、う゛う゛……マ"ｷ"…マ"ざ…ん"……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

テンジ「よろしくなｧ！ワイ！」

姫野「あたしは姫野。よろしくね！（ヤダ、結構イケメン……）」

パワー「ワシよりゴミみたいな奴が入ってきて嬉しいぞ！」

アキ「勘弁してくれよ…」

荒井「俺が介抱してやるから安心して酔えコノヤロー！」

コベニ「東山コベにです…20歳」ｼﾞﾜｧ

未来の悪魔「新人ンンンンンン！！！未来は好きかぁｰｰｰｰ？？？？？」

ワイと公安対魔特異4課の新しい冒険が始まる！！

マキマさん「ワイくん。君はもう公安をやめてください。」

ワイ「え？」

マキマさん「あなたは早川家にいる時もつまらなそうにしていますね。本当は公安で仕事したくないんですね。」

ワイ「い、いやそんなこと」

マキマさん「それにパワーちゃんからもクレームが来ています。あなたがいやらしい目で見ている上に、サイフを盗まれたと」

ワイ「ｲﾔｿﾚﾊ…財布は俺が盗まれた方で…」ｺﾞﾆｮ

マキマさん「あなたの契約している悪魔は…ハゲの悪魔、誹謗中傷の悪魔、弱者男性の悪魔ですね。これで何ができるんでしょうか？私にはわかりません」

ワイ「……」

ワイ「でも他のメンバーも大体死んじゃったじゃないですか！あとデンジはただのクソガキだし！パワーは虚言癖だし！」

マキマさん「亡くなってしまったものは仕方ありません。それに、デンジくんはチェンソーになれるし、パワーちゃんは…元気ですからね…」

ワイ「ﾊﾊｯ…元気って…」

マキマさん「コミュニケーションが取れない人よりはマシだということです。」

ワイ「…」

マキマさん「とにかく、もうこれは決まったことです。公安のみんなにも挨拶しておいてください」

ワイ「はい…」

アキ「あぁ…やめるのか。達者でな」

デンジ「おー？ついにやめんのかハゲおっさん」

パワー「ハゲが話しかけるな！早くワシの財布を返せ！」

コベニ「ぁ…はい…やめるんですか…よかったです……」

天使の悪魔「そなんだ。さよなら。」

暴力の魔人「辞めちゃうのー？寂しいなー！」

未来の悪魔「だから言っただろう、お前は未来で最悪の辞め方をすると」

マキマさん「ところでワイさん、公安をやめたら何かアテはあるんですか？」

ワイ「いいえ…もうどうしようも…」

マキマさん「一度原点に戻り、学生からやり直してみるのはどうでしょうか？」

ワイ「学生？で、でも入りたい大学なんて…」

マキマさん「帝京平成大学のここがすごい。」

ワイ「？！」

マキマさん「学生数、1万人以上。」

ワイ「い、一万人？！デビルハンターより多い！」

マキマさん「東京と千葉県に4つのキャンパスがあります。」

ワイ「す、すごい！アキくんの家からでも通いやすそうだ！」

マキマさん「創立30周年。」

ワイ「ワイの10歳年下なんですね！」

マキマさん「ワイさん、帝京平成大学に入学すると言いなさい。」

ワイ「ワン！！」

完

レゼ「デンジくんは学校行ったことないの？…それって変だよ」

デンジ「…」

レゼ「帝京平成大学って知ってる？」

エルヴィン団長「ワイ君、もう調査兵団を抜けてくれ」

ワイ「え…？」

エルヴィン「君は壁外調査の時もいつも黙っているらしいじゃないか 本当は楽しくないんだろ？」

ワイ「そ、そんな事は..」

エルヴィン「ベルトルトやアニ、ライナーからも苦情が来ているんだ、君が何かを疑うような目つきで見てくるってな」

ワイ「イヤ、ｿﾚﾊｿﾉ…」モニョモニョ

エルヴィン「大体君は何ができるんだ？仲間の輪から離れ一人で巨人をただひたすらに屠りまくるだけではわからないぞ」

ワイ「…..」

ロイド「お前もうフォージャー家降りろ」

ワイ「え？」

ロイド「お前食事の時もずっと黙ってるじゃないか 本当は楽しくないんだろ？」

ワイ「そ、そんな事は..」

ロイド「アーニャからも苦情が来てるんだ、お前がヨルさんやトバリくんをいやらしい目つきで見てるってな」

ワイ「あのガキ、頭の中を...」モニョモニョ

ロイド「大体お前は何ができるんだ?喋らないから分からないぞ」

ワイ「でもヨルは人殺しじゃないですか！それにアーニャやボンドだって…！」

ロイド「ヨルさんは公務員だぞ？ボンドは勘が鋭い。アーニャは..面白いからな」

ワイ「ハハ..面白いって」

ロイド「ずっと黙ってる奴よりはよっぽどいいぞ？」

ワイ「...」