桃「シャミ子!? どこでそんな言葉知ったの?」
シャミ子「つぶやいたーのタイムラインを見てたらたまたま目に入ったんです」
シャミ子「このツイートらしいんですけど」
桃「どれどれ……」
『しゃみこ(天空竜ガチャ爆死)@syadoumisutoresu ミカンママァァァアアア!』
桃(…………これか)
桃(あー……まあこれぐらいなら……あくまで祝福って感じだし)
シャミ子「……なんだか、ミカンさんに悪いことしちゃいました。認知おめでとうぐらいのニュアンスで使ったんですけど……」
桃「うん……確かに返答に困るツイートだね。ちょっとウザめだし。でもそんなに不快感はないし、むしろ微笑ましいくらいだよ」
桃「ぶっちゃけ『この「ミカンママ」の定義についてですがそもそもあなた出産されてませんよね?』とか、『私は桃の眷属ですけど(ドヤァ』みたいに、蘊蓄になってない蘊蓄を垂れ流すとか論点そこじゃないみたいなことがなければ私は別にオーケーだと思う」
シャミ子「なるほど」
桃(クソリプのレベルとしても低めだし、何よりシャミ子だから尚更これぐらいならいいやって感じ。天空竜ガチャ爆死も……まぁ、シャミ子の悲痛な叫びと思えば可愛らしいかな)
桃(ただこれ以上いくと黒歴史にもなりかねないから一応釘は刺しておこう)
桃「でもまぁ、5年後10年後布団でごろごろにゃーちゃんしたくなかったら、もう少しネットリテラシーを知って、ITのできるまぞくになろう」
シャミ子「そうですね! 今後のためにも改めて知っておきたいです!」
桃「じゃあ説明するね」
桃「シャミ子がミカンにやってたのは『嬌声系リプライ』。簡単に言えば叫ぶ感じのリプライだね」
桃「SNS初心者がやらかしがちなミス。これを送られても相手はどう返していいか分からないし困惑する」
シャミ子「確かに……ちょっと浮かれ過ぎちゃって、ミカンさんの気持ちを考えられていなかったですね」
桃「うん。でもこれぐらいならさっきも言った通り微笑ましいものだし、これから気をつければいいよ」
やたらためになる
桃「あと爆死報告についてだけど」
シャミ子「あ、天空竜さんですか?」
桃「爆死ツイートをするとかは別に構わないと思うんだけど、名前の横に見える形で書いちゃうと、なんというか……イタい、みたいだね」
シャミ子「あっえっそうなんですか!? 皆さん爆死したあとに@○○爆死ってつけられるので、てっきりそういうものなのかと……」
桃「うん。だけどこれも大したことないかな」
桃「ただ、今後のために言っておくと、SNSって不特定多数が見てるから、下手なツイートすると変なことに巻き込まれたりすることもあるんだよ」
桃「まぁシャミ子だけ狙って変な勧誘するような輩は私がフレッシュピーチハートシャワーで成敗するけど。ただ、もし万が一シャミ子のツイートで炎上した場合、残念だけど守りきれないと思う。最悪一家離散の危機すらある」
シャミ子「一家離散!!」ガーン!
>変な勧誘するような輩は私がフレッシュピーチハートシャワーで成敗するけど。
もんも・・・
桃「……シャミ子が病弱だった時に比べて幸せそうなのは良いことだよ」
桃「だから仮定の話でも、浮足立ったことはしないように」
桃「常に誰かが見てるっていうことを念頭に置いてSNSをしよう」
シャミ子「わ、わかりました」
桃「ということで、この本を読んでいこう」ドン!
シャミ子「分厚い!! タウンページ一冊分くらいありますよこれ!!」
桃「この前のは『悪い人に騙されない編』だったよね。今日は『正しいSNSの使い方編』だよ! この第一章を読み終わるまでは外に出さない」
シャミ子「えぇ!?」
頑張れSNS使用者諸君!!
これを期に、自分もクソリプをしてないかどうか、シャミ子に過度な期待を寄せ過ぎてはいないかどうか考えるんだ!!
シリーズ化してほしいわシャミ桃と学ぶシリーズ