（第3号議案 取締役の報酬額改定の件についての質問）
① 当議案の意図を教えてほしい。
② 取締役の報酬枠を5倍にした根拠を教えてほしい。
③ 取締役報酬枠の50,000千円にストックオプション分は含まれているのか。
④ 役員数の増加にあたり、社員が減っているのに役員を増やしても業務はできないのではないか。日本一ソフトウェアは今後どういった方向に進んでいきたいのか。
⑤ 当議案について、一度に引き上げるのではなく、都度議案にかけるのはだめなのか。 （回答） ① 当議案は報酬枠を改定するものであり、直ちに役員報酬の増額を行う意図はございません。
今後、業績連動報酬も含めた柔軟な報酬体系を構築するために提案しております。
② 今後さらなる経営体制の強化を図るために役員の増員を行うことも考慮し、長期的な視点を持って提案させていただいておりますことをご理解いただけますと幸いです。
③ ストックオプションにつきましては取締役報酬枠の50,000千円とは別枠となっております。
④ 社員が成長することで、会社も成長していくという考えのもと経営しております。
役員の給与をあげて従業員の給与を安価に抑えるつもりはなく、従業員の給与水準についても、ここ数年給与水準や賞与水準の増加に取り組み、適正に経営しております。
当社はビジョンである「Entertainment for All」の実現が使命であると考えており、そのためにも社員を育てること、必要に応じて役員を増やすことや、役員自身成長することを考えております。
⑤ 前回、役員報酬の枠を改訂したのが平成16年でしたので、当時からの経済状況等の変化を鑑みて枠を広げることといたしました。
（従業員についての質問） ① 退職者が多かったが、魔界戦記ディスガイアRPGの失敗によって社員のモチベーションが低下しているのではないか。役員報酬を上げるよりも、従業員の給与を上げた方が良いのではないか。
② 退職者が多かったが、今年度の人材の獲得状況はどうなっているのか。
③ より良い人材を確保するためにも、従業員の給与を2倍、3倍にする必要があるのではない
か。
（回答） ① 社員が多く辞めてしまったことは残念に思っております。退職の理由は個人毎に様々な理由があり、魔界戦記ディスガイアRPGの失敗が直接の原因となっているわけではありません。 人材育成を経営戦略の一つとしております通り、従業員を蔑ろにせず、会社と一緒に成長してほしいと考えており、今後の課題の一つとしてとらえております。
② 新入社員も多く、子会社からの転籍などのおかげで人数はカバーできておりますので、今後のプロジェクトへの影響はないと考えております。
③ 従業員も大切に考えており、安定的に生活できるようにするため、給与額を段階的に上げていけるよう経営をしております。
（配当や株価、時価総額等についての質問）
① 記念配当1円を配るよりも、まずは株価を上げて、配当を10円上げてもらうほうがうれしい。
② 時価総額についてどう考えているのか。
（回答）
① 株主様からの大切なご意見として今後の参考にさせていただきます。
② お客様からどのように見られているのかの判断基準の一つと考えております。引き続きビジョン「Entertainment for All」の実現に取り組み、企業価値を向上させることで、時価総額も上昇するものと考えております。
（対処すべき課題についての質問）
① 対処すべき課題の経営戦略からグループ統制が無くなっているが、現状どうなっているのか。
② 対処すべき課題に、「いつまでに」「何を実現」するのかを加えていただきたい。
（回答）
① グループの団結を高めていくことを目的としてグループ統制に取り組んだ結果、現状では長期出張や交流が増えてきており、結果が出ております。課題としてなくなった訳ではなく、継続して取り組んでおります。
② 内部に関しては細かく落とし込んでおりますが、詳細は未公開の情報となりますので、回答は控えさせていただきます。
