ゲームのクリエイターって前面に出る必要があるのか？

昔のゲームはスタッフロールが無かったりふざけた偽名を表記してるものも多い

むしろどんどん前面に出て欲しい
そして笑かして欲しい

前面に出していいやつならいいんだけど大体悪い意味で恥ずかしいおっさんなのがな

何か賞取った時や雑誌のインタビューぐらいでいいよなぁ

顔出しそのものは別に悪いとは思わんが好き勝手させすぎ

フロム宮崎
ゼルダ青沼
この二人の好感度の高さよ
必要なことを伝える時だけ出てくればいいのだ

青沼も風タクの時は叩かれまくってた
宮本茂も任天堂不振の時は叩かれまくってた
前に出るってのはそういうことよ
叩かれるのが嫌なら無駄な露出を控えるか良いゲームを作るしかない

どちらかと言うと出る必要はない
もし広告塔として出る必要があるなら嘘やネガティブな発言はするべきではない

別に出てもいいでしょ
色々裏話とか聞けるし

前面に出るなというより
前面に出てアンチコメントへのお気持ち表明なんて悪手にしかならないことするなよってのが正しい

大きなプロジェクトで世界的に注目されており、自身の名も知名度があり、

責任は自分にあります

という顧客の安心や信頼を得るため前に出るなら意味はすごいある

もちろん、それらを得るに足る作品をちゃんと作ってきてるクリエイターな

前に出た以上、クソなら全てを失うくらいの覚悟がないなら出てくるんじゃねぇーよ

別に表に出てもいいとは思うけど
なんか勘違いしてイキるやつ多いなとは思う

雑誌とかのメディアに出る分にはよさそうだがなー
メディアというフィルターがかかって酷い発言や誤情報はカットされたり語句を変えられたりするだろうから
SNSになるとクリエイターが自分で何でも発信できちゃうからな

メディアに顔出しして「この人のゲームなら買う」という域に至ったのって小島秀夫とフロム宮崎の2人だけよな
それ以外は…

「おもしろい物を作る能力」と「人前でちゃんとしゃべる能力」って全然違うよな
なぜかどっちもできるって勘違いしちゃうんだろうけど

前職でゲーム会社にいた時の話、前に出てる代表を英雄視したり苦労を労ったりというネットの声しかなかったが

社内の実情は全く逆で、そいつは自部署以外からは嫌われてまくりお荷物扱いで社内の癌呼ばわりされてたんだ
しかもそいつは自分で自部署をヨイショする書き込みをしていた
ユーザーはそれを知らずにその部署を称え、悪い部分はすべて別の代表のせいだと批判し続けた

前に出てるクリエイターが1人で作ってると思ってるかのように賞賛も批判もしてる奴がほとんどなのよ

客にクリエーターを凄いものとして錯覚させるのは、客が雑誌や限られたイベントくらいでしか顔出しに接触できなかった頃には上手く行ってたんだよ
広告宣伝の一つとして編集や打ち合わせや台本といった形で外面作ったりいいとこだけ切り抜き出来たから
今のような野放しでセルフネガキャンのような状態ではなかった

ゲームクリエイターでも漫画家でもメディアに出まくると
そいつの人間性というフィルターがかかって作品を純粋な目で見られなくなる
特にクズな性格だったりするとその作品まで嫌われて逆効果

出るなら出るで言葉は選べ
ゲーム開発の現場ばかりで社会常識に欠けてるなら相応の仕込みはしとけ

スタッフが作ったゲームの説明してくれる分にはまだ良いけど
スタッフ自身のアピールをし始めたら末期症状

コエテクは中間管理職のクリエイターより経営陣が全面に出る異端なメーカー

コーエーテクモは個人のクリエイターアピールじゃなくて
開発部門をブランドにしようとしてる印象かな

まぁでも、漫画や小説の著者やそれこそ映画の監督で作品を選ぶ人は少なくないし
ゲームみたいなそもそも思春期のユーザーが本来メインターゲットの娯楽だと
なんか「格好いい事」や「思想的な事」に見える語りをする開発者ってのは結構な宣伝効果になる部分はあるんじゃない？

世の中、好きになったら心酔して全肯定しちゃう人も居るし、割とゲームという娯楽はそういう人が多い年齢層向けのだったりするしね

これもソニーが業界参入時に本格的に取り組んだ
カリスマがあってアートにした方が権威が高められるだろう、というイメージ戦略
そのあとセガもスタジオ単位で同じことやって追随してた記憶
セガ残党だから認知にバイアスかかってるかもしれないが、そういう記憶がある
任天堂も64やGC時代には、海外で宮本を全面に出そうとしていた時代がある

期待より避ける方面で有用になってしまった

タレント気取りで前面に出るからには
今まで以上にゲーム制作にストイックにならんと
アカンと思うんだが大体舞い上がって自爆しとる