【感想】劇場版『冴えない彼女の育てかた Fine』を観たやつ集合【ネタバレあり】

最速から帰宅

・前半は11巻の恵との巡璃ルートシナリオ制作にかこつけた胸焼けするくらいのイチャイチャのメイン

・誕生日デートをドタキャンするのは原作通りだが
朱音が脳梗塞で倒れて安芸に連絡がいくまでの流れは割と自然なものに改変された
(安芸が電話で恵の誕生日を祝ってたのは個人的に高ポイント)

・アニメでは詩羽とミッチーが原作ほど親しくないから波島家の女子会では詩羽の暗躍は無し

・安芸の告白からのキスは改変されてるけど激萌えです

・13巻の決別は英梨々のみで詩羽のパートはカット

・英梨々は泣くシーンがメインといっても過言ではないくらい何回も泣く

・本編はゲームが完成して冬コミに行くところでglory daysが流れて音楽に合わせて卒業式までやってエンドロール

・エンドロール後のエピローグは数年後に飛んで成長したblessing softwareに
再び英梨々と詩羽が合流し全員再集合で乾杯したところで「今度こそおしまい」

やば…、最高…エモすぎ

千秋のキレッキレのボケとツッコミも良い
・開幕「劇場小説のゲイ、ゲイ、原作」とか
・「本当に一言」って松岡いじりとか
・「大縁談」とか言って訂正すらないし
・波島妹役の人のハケかたに「最後まで笑わせてくれましたね」とか
・ハルナルナの「皆さんもご覧になられましたよね？」「ここでね」とか

あと恵かえりり役の人がライブビューイング観てる人が本編観てないと思って突っ込まれてたり
「松岡君が初めての人」って言って松岡いじったり「募集中です」とか言ったり
声優出てったら歌も聴かずに出ていくアホがいたり
背中のリュックから何か出したと思ったらリュックの蓋みたいのがかわいかったり
歌の最中に映った最前列右側に何故か一人だけいた女は客なのかスタッフなのか？

原作の
「10年だよ！？あいつと出会って、もう10年なんだよ・・・・っ」
とかえりりんごの自分勝手な思考の嗚咽シーンが削られててちょっとなんだかなぁだったな
もっとえりりんごをプギャりたかった

でも加藤ちゃん良かったから満足だわ

良かったシーン
「分かんないよ………やってみなきゃ」
「倫也くんは私のだよ…」
「倫也がいなくても描けちゃうんだなぁ…」

異論は認める

映画観てきた感想

とてもよかった。100点満点なら100点あげてもいいくらい

気になった点から書くと、若干展開が早くて一つ一つのシーンで感動してる間に次のシーンに行かれてしまう。
(これは劇場版という限られた時間であの内容にするにはしょうがないので悪くはない)

気になった点2つめはサブヒロイン2人の待遇が少し悪いこと。これもテンポよく話を進めるためにはある程度は仕方がない。
が、贔屓目に見てもえりりは少しかわいそうなくらいヘイトをためやすいポジションだったと思う。共犯者になるはずの詩羽先輩がアニメ版よりもっと空気の読める大人の女性だったから尚更えりりの良くない所が目立った。

良かった点は残り全部
音楽、脚本、作画、ギャグ、キャラのバランス等々非の打ちどころがない。何より、短い時間の中で原作11.12.13.gs3でファンが楽しみにしていたであろうシーンを全てやってくれた(なかったとしたらミチルの「これからもお互い頑張ろう！」くらい　※ライブはあった)

とにかく今までの冴えカノの集大成と言える作品で、キャストや制作陣の本気が感じられた。

って所ですかね