『FF13』の“一本道”は手抜きではなく、むしろ「線的なRPG」の理想を追求した先進性の表れだった。「奥スクロールRPG」と揶揄されながらも『FF13』が提示した“新しいRPG”のビジョンとは?
2023年8月7日 12:15
https://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/230807a
「線的なRPG」の洗練
『FF13』のゲーム構造を整理すると、こうです。ほぼ一本道のベルト状のマップに、ちょうどいい感じに配置されたモンスターたちと順番に戦っていき、一戦一戦が戦略的かつドラマチックに展開し、その最深部には総力戦が楽しめるボス戦がある。いわば、パフェを上から順に食べ進めていくように「次は何が出てくるかな?」とワクワクしながら奥へ奥へと進む楽しさがあるのです。
これを総合的にしっかり演出することは、単に面積の広いランダムエンカウントのダンジョンを作ることより、よほど手間がかかります。だから『FF13』の「一本道」は手抜きなどではなく、意図的に配置されたイベントを通じて、線的なゲーム体験をデザインするため意図された構成なのです。
これは『FF13』がこれまでのRPGに対して、戦闘の面白さって「いま回復魔法を使うのは損か得か」みたいな細かなリソース管理の計算だけなのか? ダンジョンで分かれ道どっちに進むかで迷うのって本当に面白いのか? と問いかけているのです。ドラクエのように、もちろんそういう古典的な部分に面白さを見出すRPGがあってもいいのですが、FFに求められている面白さはそうではない! という確信のもと、新しいビジョンを提案しているのです。
こうして『FF13』が提示した「新しいRPG」のビジョン、それは3Dグラフィック化以降のFFが長年志向してきた「映画のようなゲーム」「操作できる映像」路線への、ひとつの答えです。当時、僕はこのビジョンに非常に感銘を受け、この路線をもっと進化させて、いっそ戦闘が始まるごとにキャラクターたちが歌って踊りながら技を繰り出すような、「見栄とケレン味」に特化したミュージカルRPGを思い描きました。
古くは歌舞伎、近年では2・5次元ミュージカルのような、こういう見栄とケレン味に特化した方向性は、FFブランドと相性がいいと感じます。残念ながら『ファイナルファンタジーXV』(FF15)もおそらく『ファイナルファンタジーXVI』(FF16)も歌劇仕立てにはなっていませんが、いずれ『FF17』か『FF18』あたりではそんなRPGをぜひプレイしてみたいと夢想しています(SNS時代との相性もいいと思いますよ)。
先端から順に齧ってるとチーズの位置が違うくらいの物
突然FF13のヨイショ記事とか何がしたいんだよ
元エニックス後スクエニで引退してボードゲーム屋やっててTBS宇多丸ラジオでサブカル解説やってたオジがそういう本を出したからだな
ミンサガFF12ラスレムほどではないがサガファンとかから評判良かった
奥に進むだけのゲームは奥に進むだけと言われるにきまってる。
あと電車から降りるライトニングさんというシーンのシュールさは際立ってた
だが3人編成可能になってからのバトルは別
馬鹿がバトルまでそこに混ぜくり返して雑に押し流すから評価の声も届いてないんだよね
一方通行○
FF版里見の謎を作りたかった訳だな
10がそうだしペルソナも大体のドラクエもメインは一本道だし
ええんかこれって思いながらやってたけども
「一本道は”新しい”RPG」ってのはちがうだろ
でもそれが先進的って言われると一切共感できないわ
ビジネス上の要請から発生した都合を、あたかも新しい世界観の提示のように演出したことが強烈な「わかりにくさ」を生んでもいるのですが、その「わかりにくさ」自体がFFファンにとって「さすがFFはわけわかんないな……」という独特のカリスマ性につながっている側面があります。
キマりすぎててやべー
だったのか
そりゃそんなシリーズは衰退するわな
エヴァとかの影響が残ってた時代はそういうのが受けてたから当時としては間違ってない
そこから時代に合わせて変わっていけなかっただけで
これが10の話しなら納得じゃね
完全ストーリー重視のJRPGの一つの答えが10だし
あんなクソ一本道なのに壮大に旅をした感を出せたのはシナリオやマップの場面展開でそう思わせる工夫が出来てたから
13はシナリオが酷く終始薄暗い通路ばかりチョロチョロ歩かせただけ
変な専門用語を作って創作したような気になっている(遊ぶ方からしたらただ分かりづらいだけ)
寒い脚本、ストーリー
一本道は俺は気にならなかった
むしろ遊びやすくて良かった
問題は変なストーリー周りだな
ファルシのルシのコピペを知ってから13やったけどまさにその通りだったのは流石に糞だったな
唯一面白かった戦闘もパーティ入れ替えできるまで20時間だから導入が糞だし
1本道なのに群像劇なこと、複雑な設定を持ったゲームだったこと、先が気にならないシナリオなこと
これが主な失敗の原因
1本道なら10くらいにシンプルな話にしないとダメ
13LRはその辺を改善していて良く出来たゲームなんだよな
FF12とTES4が2006年、GTA4が2008年、FF13が2009年
過去作で世界飛び回るようなゲーム作れてたのに逆に遊びの幅狭まってんじゃねーかってのが叩かれた原因
それを今も引きずってる上にそれを美化するようなのを有難がってるんじゃ世話ないわ